福島県白河で創業200年、大島屋蒟蒻店は代々受け継がれてきた伝統の技術と知恵を守りながら、地域に根ざした蒟蒻づくりを続けています。地元の素材と熟練の手仕事にこだわり、一貫して「本物の味」を届けることを目指しています。
在来種の蒟蒻芋は全体のわずか3% 失われつつある伝統を守る
現代では失われつつある伝統的な製法を駆使し、手作業による丁寧なものづくりを大切にしています。特に、福島県矢祭町産の在来蒟蒻芋「和玉」を使った蒟蒻づくりには、深い思いがあります。地元の自然の恵みを活かし、手間ひまをかけることで蒟蒻本来の味わいを引き出すことにこだわっています。
白河蒟蒻のこだわりの製法
「白河蒟蒻」は、和玉蒟蒻芋を原料に、独自の製法で作られています。芋の皮を極限まで丁寧に削り、核のみを使用。さらに、一つひとつ手作業でおろし金ですりおろすことで、きめ細かいペースト状に仕上げています。この手間のかかる工程により、ザクザクとした独特の食感と、蒟蒻本来の豊かな風味を感じられる仕上がりになります。
蒟蒻本来の食感と味わい
白河蒟蒻は、じっくりと時間をかけて作り上げられることで、生芋蒟蒻ならではのザクザクとした食感と、蒟蒻本来の深い味わいが特徴です。素材の良さを最大限に活かし、現代の大量生産にはない、手作りならではの贅沢な逸品です。
次世代に繋ぐ本物の味
私たち大島屋蒟蒻店は、長い歴史の中で培ってきた技術と伝統を守りながら、次世代へと繋ぐ「本物の食」を届けたいと考えています。白河蒟蒻は、時間と手間を惜しまずに作られた、心温まる一品です。ぜひ、その豊かな風味と食感を味わいながら、手作りの魅力を感じてください。